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8/27~28 被災地応援ボランティアツアー in 奥松島

8/27 ボランティア参加の皆様をお迎えに仙台駅前のバスプールに向かうと異常な混み具合。
何回か青から赤に変わる信号機を見送りようやくバスプールに入れた。

他のバスのステッカーを見ると「ボランティア...」の他に「大曲花火競技会...」「ARABAKI ROCK FEST」
なるほど...混んでる訳だ。
こんな風景を見ると活気が戻りつつあるのかなぁーと思ってしまう。

この度の参加者の方々も「東京・大阪・兵庫・愛知」と各県・遠方よりご参加頂いた方々です。
車中で皆さんにご挨拶と活動内容を説明をさせて頂きながら皆さんのお顔を拝見すると「何か緊張してるなぁ~」
無理もないです。あのテレビで見た未曾有の大災害・被災地へ行くのですから...
どの様に作業したら良いのか、どの様な現実が待っているのか、不安は隠せません。
ほとんどの方々が一人で参加なのですから尚更です。

こんな時は、まず添乗員がリラックスして笑顔で皆さんに元気な声で説明しなければと、

(阿部)「ボランティアは自分が出来る範囲で、あせらず、肩の力を抜いて...」
と案内しようかと思ったらバスのマイクが調子悪く上手く伝わりません(T_T)

「あれっ」と焦ってる私の姿に、参加者の方がクスッと笑い声(*^_^*)
何か一瞬にして車内の緊張が解けたようで、私もマイクなしで大きな声で行程を挨拶させて頂きました。

バスは、松島を過ぎ奥松島へ

途中から風景が一変...

道路は隆起し、民家のガラスや壁はめちゃくちゃに破壊され、海水が道路より高く、住宅だったであろうコンクリートの土台がむき出しになったままの何とも殺伐とした風景・まるで戦後の焼け野原の様だ。
もうすぐ3月11日から6ヶ月を過ぎ様としているのに、復興の兆しが見えない。
参加者の方々も窓の外をじっと見つめています。
ため息も出ない程に静かにじっと...どんな思いだったのでしょう。

仙台駅から約2時間「奥松島・縄文村」に到着。
他のボランティアバス、大型2台来てます。(関西からの団体だそうです)

2日間お世話になる被災地の方から作業内容を聞くと、さぁー作業開始です。
本日は「(女性群)海苔養殖の網づくりと(男性群)イカダ作り」です。
その方の海苔養殖の網は10年かかって作りあげた網を全部津波で流されてしまい一からの網作り(100枚)です。
色々な作業工程を一つ一つ親切丁寧に教わっていきます。全員が今まで体験した事無い作業です。 一つ二つと出来上がる度に皆さんの行動が素早く息も合い次々と網が出来ていきます。

イカダ作りはパイプをロープで結び作り上げていくのですが、これまた一つ一つの工程が複雑。しかし、ロープの結び方やパイプの配置の仕方など覚えだすとだんだん楽しくなっていき、現地の方と会話をしながら出来るまでになった。
この度教えて頂いたロープを切らずに結んでいく方法は、いつか何かの作業の時に役立ちそうです。

二日目は二件のお宅に別れての作業でした。
当日は夏の暑さが戻り、野外での作業にはちっょと暑かったですが休憩を入れながら無理なく進められました。
網作りの方は二日間で過去最高枚数が出来上がったと全員で拍手!

昨晩、食事の時に皆さんから、この度の「被災地復興支援ボランティアツアー」参加までの経緯を聞かせて頂きました。

「自分も復興への手助けがしたいと思ったのですがそんな時、朝日新聞で山口社長の記事を読み、是非参加したいと思っていたのですが、自分は本当に出来るのだろうかとなど、色々迷いに迷ったのですがようやく決断し、この時期になってしまいました」

「ボランティアで現地に出向き少しでも役に立ちたいと思っていたのですが、どんな形で参加して良いかインターネットで探していたところ、この度のツアーを見つけました。そして、今、勇気を出して参加して本当に良かったと感じています。」

「震災後、個人で現地に出向きボランティア作業をし、数か月たった現状を自分の目で確かめたかった。」

「夏休みを利用して是非来たいと思っていました。」

 皆さん、色々な思いでこの度の「被災地応援ボランティアツアー」に参加して頂いた事に胸が熱くなりました。
政府の力だけでは被災地の復興はいつになるか全くわかりません。
ボランティアの方々が入っていない被災地もまだまだ数多くあるのが現実です。

今、自分も被災地復興の為に現地に出向き現状を見て、微力でも手助けできればと、しかし、ちょっと勇気が無く迷っている方がおりましたら、ちょっとだけ勇気を出して一歩踏み出してください。

ボランティア参加者に復興作業のプロはいません。

 一歩前へ、動き出す力が復興へと繋がります。

 この度の被災地応援ボランティアツアーご参加の皆さま復興にご尽力頂きありがとうございました。

「感謝」

阿部

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