トップページ > ブログ > 社長ブログ > 最上町で介護旅行を!

最上町で介護旅行を!

去る10月8日、最上町が篠塚恭一日本トラベル・ヘルパー協会理事長と藤原一男日本福祉財団専務事を山形に招き、「介護旅行研修会」が盛大に行われました。講演内容が説得力に溢れ、予定を大きく上回った参加者が熱心に傍聴し、積極的に質疑応答を盛り上げました。我が最上町は「介護旅行」を受け入れる心の準備が相当のところまで出来上がったなという印象を強く受けました。

「藤原一男 日本福祉財団
             専務理事」
「篠塚恭一 日本トラベル・
      ヘルパー協会理事長」
「高橋重美最上町長」

藤原専務理事とは、25年来の付き合いです。出会った当初私は初来日したばかりの学生、藤原さんが同じ杉並区に暮らしていたとても面倒見のいい団体職員。その数年後、私が杉並区から離れ、付き合いが途絶えたのですが、昨年の春東京の喫茶店で「どこかで見たことがある」顔を見かけ、「どこか合ったことがありませんか」と声をかけました。数分後、当時の杉並区での縁をお互いに思いだし、20年ぶりの再会を喜び合いました。

その藤原さんは、その後15年間有名な政治家の秘書を務め、現在は福祉財団の幹部である説明を聞き、驚きました。私がその後商社マン生活、建設会社経営を経て、現在旅行会社を営んでいることを伝えたところ、藤原さんが「障害者向けの観光商品を開発しないか」といきなり言われました。

藤原さんの福祉財団は厚生省へのパイプが太く、様々な障害者団体の世話をしています。 障害者とその家族は、気持よく受け入れてくれる旅行先に困っていると聞き、当社として何らかの形でそのニーズに応えて見ようと即座決心しました。

その数ヵ月後私がいつも読んでいる横文字新聞、「ジャパン・タイムズ」で、一人で旅ができない方々のお世話をしている旅行会社あ・える倶楽部とその姉妹組織、日本トラベル・ヘルパー協会についての記事を読み、さっそく会見を申し入れました。渋谷の道元坂にある事務所を訪れ、塩塚ご夫妻に初めて会いました。仕事として不自由な方に「旅をする」という最高の自由を与えている篠塚夫妻は、幸せそうで優しく、私の協力の申し入れを快諾して下さいました。

地元の最上町は、日本有数高齢化が進んでいる町で、約15年前から老人医療や老人福祉の分野において、厚生省のモデル・ケースとして様々な取り組みを重ねて来ました。その積み重ねの結果、最上町は今「健康と福祉の町」としての誇りが高く、毎年5千人ほどの見学客がこの取組みを目で確かめるために町に来ます。当町には「介護旅行」がぴったり合うのではないかと思い、数ヶ月前に町役場に今回の研修会開催を打診しました。

大成功に終わった今回の研修会。そのおかげで「やって見よう」という前向きな気持ちが町内に広がり、年内初めての「介護旅行モニター・ツアー」を行うことが決まりました。今後の取り組みを通して、一人で旅がしづらい方々の「憩いの場」になり、同時に町民の生活と心の足しになれば、これ以上幸せな話はない、とつくづく思います。

コメントを書く